【Galaxy S20+ arrows 5G比較】買うならどっち!? 5Gスマホ徹底比較!おすすめを紹介!Part6【2020年 春夏モデル】
こんにちは。今回は5Gスマホでミリ波対応のスマホのarrows 5GとGalaxy S20+を比較していきたいと思います。
ミリ波というのは簡単にいうとサブ波よりも通信速度が速いと考えれば良いです。最終的にはミリ波もサブ6帯も対応しているスマホが普通になると考えられますが、現時点ではこの2機種のみです。そのため5Gを重要視している方にはこの2機種は比較すると思います。
今回の記事ではGalaxyと言ったら基本的にはGalaxy S20+を指していると考えて下さい。
1.スペック一覧
まず最初にスペック一覧を紹介します。
勘違いしがちな点としてはバッテリー容量では使用可能時間は測れないという点と、カメラの性能は画素数では判断できないという点です。
このブログにおいてはバッテリー持ちはdocomoやauが発表している実使用時間を、カメラの性能はDXOMARKというサイトの点数を参照しています。
機種名 | arrows 5G | Galaxy S20 + |
メーカー | 富士通 | Samsung |
OS | Android 10 | Android 10 |
画面サイズ | 6.7インチ | 6.7インチ |
解像度 | QHD +(3120×1440) | QHD +(3200×1400) |
画面 | OLED | Dynamic AMOLED |
画面備考 | リフレッシュレート120Hz | |
サイズ | 164×76×7.8mm | 161.9×73.7×7.8mm |
重さ | 180g | 186g |
CPU | Snapdrogon865オクタコア2.8GHz+2.4GHz+1.8GHz | Snapdragon865 オクタコア 2.8GHz+2.4GHz+1.8GHz |
RAM | 8GB | 12GB |
ROM | 128GB | 128GB |
外部メモリ | micro SD 最大1TB | micro SD 最大1TB |
アウトカメラ | 4,800万画素(広角)+1630万画素(超広角)+800万画素(望遠) 光学3倍ズーム | 1,200万画素(広角)+1,200万画素(超広角)+6,400万画素(望遠)+ToF 3倍光学ズーム、30倍デジタルズーム、f/3.5+f/1.8+ f/2.0 |
インカメラ | 3200万画素 | 1000万画素広角、デュアルピクセルAF |
カメラ備考 | Adobe Auto tone | 8K / 24fpsの動画撮影 DepthVision camera |
バッテリー容量 | 4070mAh | 4,500mAh |
バッテリー備考 | 急速充電:USB PD | 45W急速充電/ワイヤレス急速充電/ワイヤレスパワーシェア |
防水・防塵 | IPX5/8 IP6X | IPX5/8 IP6X |
生体認証 | 指紋認証(画面内) | 顔認証・指紋認証(画面内) |
端子 | USB Type C | USB Type C |
Felica | ○ | ○ |
5g | ○Sub6帯/ミリ波 | ○Sub6帯/ミリ波 |
イヤホンジャック | × | × |
ハイレゾ | ○ | ○ |
ワンセグ・フルセグ | × | × |
カラー | ネイビーブラック | コズミックブラック |
チタニウムシルバー | コズミックグレー | |
× | クラウドブルー | |
価格(docomo,au) | 134640円、× | 114840円 133280円 |
DXOMARK | 不明 | 不明 |
Antutu | 不明 | 549904 |
実使用時間 | 不明 | 約145時間(4G LTEエリア) |
不明 | 約130時間(5Gエリア) |
ミリ波対応機種として同じようなコンセプトなのかかなり近い性能になっているように見えますね。今回の比較は”基本スペック”ではできないようです。
また、価格はarrowsが2万円ほど高くなっています。正直どちらも高価ですが今回は価格の感じ方は人によって違うのでどちらも買える前提でお話します。
(DXOMARK→カメラ性能 AnTuTu→処理性能)
2.製品特徴
次に製品特徴を比較していきます。スマホの全体的な紹介と比較と考えて下さい。docomoの製品特徴からの引用なのでかなり信用して良いと思います。
2-1.Galaxy S20+
- 驚くほどの薄さ。
5Gの高速通信に対応し、隙がないパフォーマンスなのに、驚くほどの薄さで、5Gを思う存分楽しめる。
機種名 | V60 ThinQ 5G | arrows 5G | AQUOS R5G | Xperia 1 Ⅱ | Galaxy S20 | Galaxy S20 + | Galaxy S20 ultra |
サイズ |
170×78×9.2mm/ 177×87×15mm |
164×76 ×7.8mm |
162×75 ×8.9mm |
166×72 ×7.9mm |
151.7×69.1 ×7.9mm |
161.9×73.7 ×7.8mm |
166.9×76.0 ×8.8mm |
まず、docomoの5Gスマホ全体を見て薄さを比較していきます。今回比較する2機種は薄さはどちらも7.8mmです。どちらも薄いということで差別化できる点にはなりませんね。
縦横の大きさで言えばGalaxyが一回り小さくなっていますが(具体的には約2ミリずつ) 大した違いではないように感じますね。
- 最高峰のスペック。
驚きの薄さに、RAM12GB、ROM128GB、4500mAhの大容量電池のハイスペック。
RAMはGalaxyが12GBでarrowsが8GBです。
Galaxyの方がRAMが多いので同時にたくさんの処理ができるでしょう。ですが、12GBも必要ないという人も多いでしょうし、どちらが良いとは言い切れません。しかし、多くて損ではないので判断基準にはなりませんがGalaxyの方がおすすめできます。
電池の容量に関してはGalaxyが勝っています。
機種名 | V60 ThinQ 5G | arrows 5G | AQUOS R5G | Xperia 1 Ⅱ | Galaxy S20 | Galaxy S20 + | Galaxy S20 ultra |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4070mAh | 3,730mAh | 4000 mAh | 4,000mAh | 4,500mAh | 5,000mAh |
しかし、バッテリー容量でバッテリー持ちは判断できないので判断材料にはなりません。詳しくはこちらの記事を参照して下さい。
- 約6.7インチ大画面で、圧倒的没入感。
約6.7インチ大画面ディスプレイの画面占有率は94%で、圧倒的没入感。
arrowsもGalaxyも6.7インチで同サイズとなっています。
また、画面占有率はarrowsは非公表ですが、Galaxyの方が本体サイズが小さいことからも考えるとGalaxyの方が画面占有率が高いと考えられます。
そのため、没入感が欲しい人にはGalaxyがおすすめと言えます。
- まるでプロカメラマン。
広角、望遠、超広角、ToFの4つのカメラを搭載。プロカメラマンのように、多彩な表情の写真が撮れる。
Galaxyが4眼カメラなのに対して、arrowsは3眼カメラなのでこの点に関してはGalaxyの方がDXOMARKの点数的には出るのではないでしょうか。
そのため、カメラの基本性能で言えばGalaxyをおすすめします。
- 映画のような動画撮影。
ToFカメラを搭載しているので、動画でも背景をぼかした映画のような表現が可能に。しかもスーパー手振れ補正や8K動画撮影など、スマホで撮影したとは思えないクオリティに。
ToFカメラに関しては上で触れたとおりです。
また、8K動画撮影についてですがこれもarrowsにはありません。そのため8K撮影にこだわる人にはGalaxyをおすすめします。
- 次世代のLPDDR5メモリ搭載。
次世代のLPDDR5メモリ搭載。他を寄せ付けない技術力。
これは簡単に言うと、転送速度が速いというものです。arrowsは詳細が発表されていないので分かりませんが、GalaxyだけでなくAQUOSやXperiaも搭載するようですのでarrowsも搭載するかもしれません。
- ゲームを思いっきり楽しめる。
ベイパーチャンバー冷却システム搭載で、ゲーム中もスマホが熱くなりにくい。
120Hz駆動の有機ELディスプレイなら、なめらかにゲームを楽しめる。
arrowsもゲームに関しての製品特徴がありあますね。これは発売してからでないと優劣がつけられませんが、どちらもゲームに関して力を入れているようです。
またこの冷却システムはarrowsも推しています。
まとめるとGalaxyが自信があるのは
- サイズ
- 基本性能
- カメラ
- ゲーム
と言えそうです。いつもの全体的に基本性能が高いスマホに仕上がっていますね。
2-2.arrows 5G
次にarrowsに移ります。
- 28GHz帯の5Gに対応。
受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsに対応。
ミリ波対応の利点ですね。ミリ波はGalaxyも対応しているのでミリ波対応では優劣をつけられません。
- ロック解除から1秒アプリ起動。キャッシュレス支払いも即完了。
指紋認証によるロック解除と同時に、事前に特定の指に紐づけ設定したアプリを瞬間起動。さらに、arrowsの独自技術により、設定したアプリの起動時間も短縮。レジ前でのキャッシュレス決済アプリやゲームアプリの起動など、普段使いを高速化。
arrowsが力を入れている点の一つの機能面です。使いこなせればかなり便利な機能だと思います。
ハイエンドスマホ同士の比較においてはSoCが同じなので処理速度は大きくは違いません。そこで、機能面を充実させることにより擬似的に処理速度を向上させることができます。
今回で言えば擬似的に指紋認証を高速化したと言っても良いでしょう。
- リッチな動画やゲームを楽しめるハイスペック&ハイパフォーマンス設計。
約6.7インチの大画面有機ELディスプレイと、DolbyAtmosのサウンドで、迫力ある動画が楽しめる。
また、ゲームパフォーマンス向上を図ったElite Gaming deviceとして、高いグラフィック性能と低遅延でのBluetooth接続(aptXTM Adaptive)を実現、さらに効率よく排熱するベイパーチャンバー方式を採用することで過熱を抑え、快適にゲームを楽しめる。
Galaxyは液晶ですので差別化できる点の一つです。また、Dolby Atmosとベイパーチャンバー方式はGalaxyも採用しています。そのためこちらは差別化要素にはなりません。
僕自身はゲームをしないので低遅延のBluetoothは恩恵があまりありませんが、これを意識する人にはおすすめです。
- アウト約4800万/イン約3200万の高画素カメラ。
アウトカメラ/インカメラ、どちらで撮影しても高画素できれい。さらにarrows独自のワイプ撮影と組み合わせることで、アウトカメラとインカメラが同時に撮れる。美しい山の風景を撮影しながら、楽しかった自分の表情も一緒に残したり、みんなを撮影しているとき、撮影者自身も一緒に写ることができるので、思い出の残し方が広がる。
間違いなく高画素な写真は撮ることができます。その他カメラ性能などは発売されてからでないと分かりません。今後に期待しましょう。
また、インカメラは画素数だけ見ればトップですね。インカメラを使って高画素な写真を取りたいのであればarrowsはおすすめできます。
機種名 | V60 ThinQ 5G | arrows 5G | AQUOS R5G | Xperia 1 Ⅱ | Galaxy S20 | Galaxy S20 + | Galaxy S20 ultra |
インカメラ | 1000万画素 | 3200万画素 | 1,640万画素 | 800万画素 | 1000万画素広角、デュアルピクセルAF | 4000万画素広角、PDAF |
アウトカメラとインカメラが同時に撮れるというのも良いですね。写真を撮るときに一人ぼっちがなくなります。
- 薄さ約7.8mm(予定)に凝縮されたハイスペック5Gスマートフォン。
5G通信、Elite Gaming Device対応の高性能CPU、高画素カメラなどの最先端技術を約7.8mm(予定)に凝縮。フレキシブル有機ELがもたらす側面のラウンドにより、大画面でも握りやすさを実現。
薄さやカメラ性能、有機EL、ラウンドエッジはどちらも共通しているので差別化する点にはなりません。
このあたりは本当に似たスマホだと感じますね。
- Adobeの技術により、写真が自動でプロ並みの仕上がりに。
写真ごとに明るさや自然な彩度などを最適化するAdobe Auto toneで、シャッターを切るだけでプロ並みの仕上がりに。たとえば夜景などの撮影が難しいシーンでも明るく、今まで以上に細部までこだわった写真を残せる。
今回のarrowsのカメラの特徴の一つですね。自動で写真を加工してくれるのは嬉しい点だと思います。SNSなどへの投稿も楽ちんでしょう。
これでどれほど良い写真が撮れるのか楽しみです。
- 最高の瞬間を捉えるAIカメラ。
シャッター前後数秒のシーンから、独自AIが人物の喜怒哀楽を認識し、最高の瞬間を自動で切り出す。ふとした瞬間の表情でも、撮り逃すことなく思い出が残せる。
こちらも上の項目と同様にカメラの機能となっています。人間はどうしても取り逃しというのはあるので、それをなくしてくれる機能があるのは嬉しい点だと思います。
こちらも楽しみですね。発売後注目しましょう。
- 友人との思い出を、その場で高画質のままシェア。
高画質のままシェア。
QRコードを読み込ませた相手と共通のデータBOXを作成し、好きな画像・動画を劣化させずに共有できる。
大人数でも利用でき、相手のスマートフォンの種類も選ばない。通信料もかからないので、あんしんして利用できる。
こちらもカメラ関連の機能になっています。
多くのスマホは写真を撮るまでの機能が多いですが、Adobe Auto toneといい、シェアといい、arrowsは写真を撮った後まで考えてくれているのが分かりますね。
また、5Gになって通信速度が上がる分、通信量は増加します。しかし、現在の契約では通信量には制限がかかる、もしくは通信量で支払いが変わってくるので通信量は気になるところです。
それをサポートしてくれる機能となっているので使いこなせばとても便利になります。
- Made in Japanならではの細やかな気配り。
どの画面からでも片手でお気に入りのアプリを起動できる"スライドインランチャー®"、画像上の文字もコピーできる"なぞってコピー"など、arrowsならではの機能でスムーズに利用できる。
ここまでの紹介を見ていて分かるように機能面も重視しています。この紹介をみるとやはり機能面は重視して作っているようです。
ここまでを見ていてもかなり便利そうな機能が揃っていました。そんな機能がまだたくさんあるということで使いこなせばどのスマホも超えるようなスマホに仕上がっていると言えるでしょう。
では、まとめます。arrowsが自信があるのは
- 基本性能
- カメラ
- 持ちやすさ・薄さ
- その他機能(主に効率化)
といえます。
2-3.まとめ
ここまでをまとめます。
Galaxyが自信があるのは
- サイズ
- 基本性能
- カメラ
- ゲーム
arrowsが自信があるのは
- 基本性能
- カメラ
- 持ちやすさ・薄さ
- その他機能(主に効率化)
となっています。
これを見てもほぼ同じ項目を推しているのが分かります。そのため、現時点で優劣をつけられるのが基本性能の差と機能の数だけとなっているので、その点で各自優劣をつけるのが良いと考えられます。
基本性能は発売後にAnTuTuなどで差が出てくると考えられますので気になる方はそちらを見ると良いでしょう。
3.まとめ
どちらも基本性能に関してはこだわったスマホでしたね。カメラやRAMなどで勝っているGalaxy S20+に対して機能で先を行くarrowsといった構図に見えました。
ただ使うならGalaxyに軍配があがるかもしれませんが、機能を使いこなしたときにarrowsは本当の力を発揮するでしょう。
どちらを重視するのかはあなた次第です。
(ちなみに僕は機能を重視するタイプですね。機能は他のスマホには真似できないので機能が多いほうが良い気がします。)
また、5Gスマホは電池持ちが悪いと言われています。その対策等はこちらをどうぞ。
モバイルバッテリーを持っておくのも良いですね。
全体の比較はこちらを。
5Gスマホが高すぎると感じた方はこちらもどうぞ。