【AQUOS R5G/Galaxy S20】バッテリー持ちが悪い!?実際の電池もちの比較と対策!【レビュー・口コミ 2020年 春夏モデル Xperia1 Ⅱ】
こんにちは。5Gスマホが発売されて10日ほど経ちましたね。
みなさん5Gのサクサク通信や最新機種の機能に感動しているところか、はたまたどれを買おうか考えてレビュー・比較記事を見たりしているところだと思います。
僕自身も、どの機種を買おうかと色々な記事を漁っています。
そこでレビューを確認してみるとバッテリー容量の割には充電持ちが良くないという声が…
というわけで今回は実際に
- 型落ち機・他機種と比べて電池持ちが悪いのか
- なにか対策はないのか
についてまとめていきたいと思います。
後日追記してバッテリー持ちが良くなる設定を紹介し直しました。
1.レビュー
価格.comから一部抜粋します。
Galaxy S20
4000mAhのバッテリーを積んでいますがあまり電池持ちはよくありませんね。普通に使う分には1日持ちます。
ただ1日中使っていたりゲームをやると減りが早いなと感じます。
家で使う分には急速充電が優秀で全く気にはなりませんね。
AQUOS R5G
まだ使い始めたばかりなので、慣らしが終わっていませんが
バッテリーの減りは結構早目な印象です。実使用に支障が
出るほどではありませんが、3Dゴリゴリのゲームを
何時間も連続でプレイするようなヘビーゲーマーは要注意ですね。
簡単にいうとバッテリー容量よりも電池が持たないということですね。
今回は割愛しますが、このような電池持ちが悪いというレビューが全体の七割くらいありました。
では本当に電池持ちが悪いのか考えていきます。
2.実際の電池もち
この記事を書いている4月4日時点でAQUOSとGalaxyが発売されているため主にこの2機種について書きます。
他の機種にも通じる点はありますので、その点は各自判断して下さい。
2-1.その他の5G機種との比較
まず、他の5G機種と比べてどうなのか考えていきます。
詳しくは
この記事を見ていただきたいのですが、バッテリー容量ではなく実使用時間というものを使います。
表をそのまま掲載すると、
機種名 | AQUOS R5G | Xperia 1 Ⅱ | Galaxy S20 | Galaxy S20 + |
---|---|---|---|---|
バッテリー容量 | 3730mAh | 4000mAh | 4000mAh | 4500mAh |
実使用時間(4G) | 約120時間 | 約105時間 | 約130時間 | 約145時間 |
実使用時間(5G) | 約110時間 | 約100時間 | 約125時間 | 約130時間 |
平均実使用時間 | 115時間 | 102.5時間 | 127.5時間 | 137.5時間 |
価格 | 129415円 | 133600円 | 117480円 | 133280円 |
実使用時間÷価格 | 0.00089 | 0.00077 | 0.00109 | 0.00103 |
となっています。
実使用時間は毎回の通り長い方です。今回の機種だけ少ないとかではありません。ですので、結論的には電池持ちが悪いということはありません。
(公式発表なので信用できます)
2-2.前の機種(型落ち機)との比較
これも型落ちスマホとのデータを表にまとめます。
機種名 | 実使用時間[時間] | |
5G | 4G | |
Galaxy S10 + | 130 | |
Galaxy S20+ | 130 | 145 |
Galaxy S10 | 100 | |
Galaxy S20 | 125 | 130 |
AQUOS R3 | 100 | |
AQUOS R5G | 110 | 120 |
Xperia 5 | 105 | |
Xperia 1 Ⅱ | 100 | 105 |
これを見ると、実使用時間はそこまで短いわけではありませんね。
ここでポイントなのは
- 4G同士では実使用時間は伸びている
- 型落ち機種の4Gと最新機種の5Gを比較すると伸びはまちまち
ということです。5G環境下では(機種にもよるが)実使用時間は伸びていません。
例を挙げるとするなら、Galaxy S20+。S10+の実使用時間が130時間。ですが、S20+の5G環境下の実使用時間も130時間です。そのため、5G環境下における電池もちに関しては向上していないことが分かります。
今回対象のAQUOS R5G とGalaxy S20 は伸びています。しかし、AQUOSは5G環境下での伸びはあまり大きくはありません。
また、前の
この記事でも書きましたが、Huawei P30 Pro の実使用時間は150時間ほどです。
そのため5G機種は実使用時間に関しては同等または劣っています。
ですが、全ての機種でバッテリー容量が大きくなっているので多くの人は電池持ちが良くなっていると考えます。
そのため電池持ちが悪くなったと感じてしまうのではないでしょうか。
加えて、リフレッシュレートが向上したことにより画面の描画が増え、充電が悪化していることも考えられます。
実使用時間がリフレッシュレートがいくつで測ったのか分かりません。
しかし、測定が60Hzで実際に使用するときに120Hzで駆動させていた場合、かなり実使用時間が短くなってしまうでしょう。
これも原因としては考えられます。
2-3.電池持ちが短く感じる原因
まとめると
- 5Gになって電池使用量が増えた
- リフレッシュレートの向上で電池使用量が増えた
- バッテリー容量が増えているため多くの人は電池持ちが向上したと考えた
ことの矛盾から電池もちが悪いと思ったと考えました。
4G機種でいいやと思った方はこちら。
3.対策
次に対策を2つお話します。
3-1.5Gを切る
まず、5Gを切ること。
2章で5Gになったことにより電池使用量が増えた。とお話しました。
ならば簡単です。
5Gを切ればよいでしょう。
これは、ネットワーク設定から4G通信を選択すればできると思います。
5G対応機種をわざわざ買ってるので難しいところですが、5Gに興味がない人は切ってしまって良いでしょう。
追記
この記事を書いているときにはあまり意識していませんでしたが、5Gの電波を拾おうとして電池を無駄に消費しているようです。
5Gにつながらない地域はもちろん、5Gが安定して入らない地域は4G専用にしておいたほうが良いでしょう。(5Gのみを切ることができるのかは確認ができていませんので設定のネットワーク設定の詳細設定から設定してみて下さい。)
更に追記
Twitterで教えていただきまして、ネットワーク設定から4G/3G/GSMという項目があることが判明しました!(もとの設定は5G/4G/3G/GSM) そのため5Gのみを切ることは可能です。これによりかなり電池持ちが良くなるのではないでしょうか。
3-2.リフレッシュレートを下げる
次に、リフレッシュレートを下げること。
調べてみたところ、Galaxyは公式ページに説明がありましたが、AQUOSのほうは見つけられませんでした。
Galaxyのページによると
ダイナミックなリフレッシュレートを Galaxy S20 に設定する方法
ステップ 1.設定に移動してディスプレイメニューをタップします。
ステップ 2.メニューリストから動きの滑らかさをタップします。高リフレッシュレートをタップします。
注:
120 Hz リフレッシュレートは、WQHD+ 解像度ではサポートされていません。この解像度に切り替えると、リフレッシュレートは 60 Hz に低下します。
バッテリーは 60 Hz の方が長持ちします。
とのことです。ぜひ活用して下さい。
AQUOSのほうがこれでできるかは定かではありませんが、強制的にリフレッシュレートを下げるアプリがあるようですので、気になった方は検索してみて下さい。
追記
こちらもTwitterで教えていただきまして、AQUOSに「なめらかハイスピード」という設定があることが分かりました!
この設定を切ることによりリフレッシュレートを下げることが可能であると考えられます。
本当に教えていただきありがとうございました。
電池持ちが気になる方には型落ちスマホをおすすめします。
5Gスマホのそれぞれの記事はこちらから。au、docomoもこの記事の中にあります。