【Pro 50】OneOdioの高性能ヘッドホンを実機レビュー!おすすめのイコライザ設定も紹介!
今回はOneOdioさんから依頼があったのでヘッドホンの実機レビュー第2弾となっています!
レビューするのは、OneOdioさんのProシリーズの最高性能機種Pro 50です。
前回の記事では、安いBluetoothヘッドホンのFuSion A7をレビューしました。高コスパのヘッドホンです。
www.ktiblog.infoOneOdioさんの情報や僕の普段使っているヘッドホン、視聴環境などはこちらをご覧ください。
ちなみに前回もお話しましたが、依頼とはいえど本音を書くことは許可されているのでご心配なく。
普段はスマホの記事をメインに書いています。よければこちらもどうぞ。
1.簡単な紹介
先程も言いましたが、今回紹介していくのはOneOdioさんのProシリーズの最高性能機Pro 50です。有線のオーバーイヤーヘッドホンです。
また、Amazon’s Choiceにも選ばれており、かなりの人気商品となっているようです。星は5つ中4.3個となっており、高評価が多いですね。
公式の紹介を引用すると
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🎧【バランスがよく躍動感のある音を実現】Pro10とPro30より、より良い音質が持っています。独自開発のドライバーユニットを採用し、どこまでも原音に忠実であること、音色や音像定位の微細な変化を厳密に再現できること。楽器配置や音の響く空気感といった演奏空間全体を広く見渡すことができ、原音のイメージそのままの音質を実現しました。DJイン、スタジオモニタリング、ミキシング、マスタリングからライブサウンドエンジニアリングまでPRO機能を必要とする人々のために設計されています。
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🎧【優れた装着感と高い遮音性能】『pro-50』は耳をすっぽりと包み込むのイヤーパッド・密閉型デザインを採用し、肌触りの良いプロテインスキンレザーと余計な振動を吸収するクッションが、ストレスを感じさせない装着性と高い遮音性を両立しています。ヘッドホンからの音漏れが倦厭されるスタジオレコーディング、ライブミックスモニタリングを特に意識した優れた遮音性を実現しています。
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🎧【片耳モニタリング】片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構も備えており、日常使いはもちろん、音楽鑑賞、DJ、楽曲制作、ミックス、モニタリングなどに最適です。また、折りたたむことが出来るから付属の収納袋にコンパクトに収納できるため、スペースを取らずに持ち運ぶことが可能です。
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🎧【着脱式ケーブル】利用シーンに合わせて選べる2本の着脱コードを付属。(1.2mストレートコード、2mカールコード。接続部は24Kゴールドでメッキすることで、最高にクリアな音質を実現しています。イヤーパッドとヘッドホンケーブルは着脱式を採用。簡単に交換が可能なため、長期間メンテナンスして使用できます。
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🎧【ステレオプラグ変換アダプタ不要、音楽シェア、】 このヘッドホンのユニークな点としては、3.5mmのステレオミニプラグと、6.33mmのステレオ標準プラグを両方使用出来ることです。ヘッドフォンの左右に分かれて両プラグの差し込み口が配置されています。ここに付属のケーブルを差し込みます。付属の6.3mmステレオ標準プラグは、もう片方が3.5mmになっているので、一般的なTVやPCにアダプタなしで接続可能です。そして、ヘッドホン同士を数珠つなぎに出来ることも挙げられます。PC→3.5mmステレオミニプラグ→このヘッドホン→6.3mmステレオ標準プラグ→他社製ヘッドホンのように出来るんです。つまり、1台の端末に2つのヘッドホンを繋げられることと同意です。
とのこと。実際の性能・機能はどうなのでしょうか。楽しみです!
詳しくはAmazonのOneOdioさんのページを参照して下さい。
また、現在の価格は5300円ほどとなっています。最高性能ということですが、現時点での最高性能で今後もっと良いものがでるのか、それともこの価格で音質がかなり良いのか分かりません。
追記
今だけセール中で4148円!で買えるとの情報が!
5月3日までの限定セールだそうなので気になった方は買っちゃいましょう!
(もう破格も破格だよ…笑)
2.開封
では開封してきます。
まずパッケージです。黒に金の文字で書いてあってかなり高級感がありますね。
次に裏側ですが、こちらも金の文字でヘッドホンや同梱物の詳細が書いてあります。
では箱を開けていきます。
衝撃吸収のためのスポンジが入っています。(ちなみに後で分かりましたが、底にも敷いてありました。)
前の商品よりも力を入れているようです。流石最高性能機種といったところでしょうか。
スポンジを取り除いてみるとヘッドホンの収納袋やコード類が出てきました。
では出してみます。
内容物は大きく分けて4つ。
- ヘッドホン+収納袋
- コード(ダブル機能ケーブル(6.35mm-3.5mm)、3.5オーディオ挿入線)
- サポート内容が書いてあるカード
- 日本語対応説明書
となっています。必要なものは全て揃っていますね。収納袋は手触りがよく気持ちが良いです。
次に、ヘッドホンを出してみます。写真のようにたたまれていました。かなり小さくなるので収納しやすくおすすめできるポイントですね。
次にヘッドホンの内側です。内側にはLとRが書いてあって、どっちがどっちかすぐ分かるようになっています。個人的には結構良いなと思っていて、人から見えない位置に書いてあるのでデザイン性も良しです。
(右側のイヤーマフが凹んでしまっていますが、本当に開封したばかりだったためです。すぐに戻りました。)
次に横からの写真です。頭の部分はどちらかと言うと横長の形をしています。
また、OneOdioさんのヘッドホンで特徴的なのが、頭頂部やイヤーマフがとてもフカフカな点です。
かなりいいです。長時間つけていても痛くなりにくいです。今回も5時間ほどつけていましたが痛くなりませんでした。
ちなみに厚さはピッタリ3cmでした。かなり厚い部類となっています。
頭頂部の写真です。うっすらとOneOdioの文字が書いてあります。主張していないのでデザイン的には嬉しいですね。
次にコードです。コードは2種類あって3.5-3.5mmのコードと6.35-3.5mmのコードです。
ヘッドホンは3.5mm、6.35mmのどちらでも挿入できるため、多くの状況に対応することができます。
(6.35mmのケーブルは楽器などで使われています)
また、3.5-3.5mmコードにはマイクとボタンが付いており、音楽の再生・停止や電話への対応もすることができるようです。(写真右側)
6.35-6.35mmコードはコイルの様に巻かれており、かなり伸びました。もとの長さは2mとなっていますが、伸ばすことにより3mまで対応可能です。(写真左側)
3.装着感
では一通り開封してみたところでヘッドホンをつけていきたいと思います。
装着感はかなり良いです。軽くてふかふか、適度な締めつけ感です。この季節では蒸れることもありません。頭を振ってもずれません。
ヘッドホンのつけ心地としては本当に良いと思います。
ヘッドホンの横側ですが、写真のように伸ばすことができるので頭が大きいという人も安心です。
装着したところを皆さんに見せたかったのですが、僕の頭を見せられても困ると思うので、今回も小型扇風機くんにかわってもらいました。
こんな感じです。開封のところでも書きましたが、全体的に四角形のような形に近づきました。
一つ心配なのは、イヤーマフの穴の部分が5cmピッタリの円形だということです。僕の耳は収まったので良かったのですが、もしかしたら一部オンイヤー型のような使い方になるかもしれません。
買う前に耳の大きさが5cm以上あるのかどうか測ってみると良いでしょう。
ちなみに、僕はメガネをかけていますが、問題なくつけることができました。痛くなることもありません。
4.音楽を聞いてみる
では音楽を聞いていきたいと思います。
第一印象は、本当にバランス良く高音から低音まで出ているというところでした。
前回のヘッドホンは低音が大きく、高音が隠れてしまっている印象でしたが、今回のPro 50はそんな事はありません。
では聴き込んだ感想をお話します。
まず、低音に関して。相変わらず低音は迫力抜群。FuSionA7も迫力は抜群でしたが、少しこもった印象がありました。しかし今回のPro 50は低音がクリアに聞こえました。
次に中音域ですが、よく聞こえました。ボーカルの声など、はっきりです。
次に高音域。よく聞こえます。FuSion A7では聞こえなかった音がかなり聞こえます。
強いて言うなら、他の音域と比べると高音域の解像度がもう少し。気にしないと気にならない程度です。1万5000円ほどのヘッドホンを普段使用しているのでしょうがない気がしますが。
全体的な印象としては、音の広がりがよく、完全なフラットというよりかは少しだけ低音寄りという感じでした。
正直なことを言うと、FuSion A7くらい(差額1000円ほど)を予想していたのでかなりびっくりしました。1万円台のヘッドホン・イヤホンに追いつく勢いではないでしょうか。
同価格帯のヘッドホン・イヤホンと比較すると右に出るものはいないレベルで良かったです。
安価のヘッドホンは高音域が課題だと言われますが、このヘッドホンは課題をかなりクリアしているようですね。もう少し高価になるまで良いものを搭載した場合はどこまで音が良くなるのか本当に楽しみになってしまいます。
また、遮音性、音漏れに関しては言うことなしですね。
遮音性としては装着すると外の音から遮断されるような感覚があります。
音漏れも家族に装着してもらって検証しましたが、無音環境で耳をヘッドホンから10cm程度まで近づかないと聞こえませんでした。
5.普段使い(動画視聴など)
普段使いのことは言うまでもなく満足できる性能となっています。中音域がよく聞こえると言ったように人の声がよく聞こえるのでYouTubeをみるのも映画を見るのも良かったです。
映画を見ていて思ったのは銃声などが迫力満点でした。映画館などでは響くような低音が出ますよね。それに近いような低音が出ます。
また、ゲームをする人にはかなりおすすめできます。よくFPSでは銃声や足音を聞く事があると思いますが、それらの音は低音に分類されるのでよく聞こえるということですね。
6.おすすめのイコライザ設定
今回はイコライザ設定はする必要がない気がしますね。何もしなくてもフラットですし、高音と低音の音量も十分です。
やるとしたら、低音域の迫力に負けないように高音域を上げるイコライザ設定をおすすめします。
その他の設定は好きなタイプにすると良いでしょう。低音域を上げすぎると他の音が薄れてしまいますのでご注意を。
7.その他仕様・機能
レビューに関係はありませんが、紹介として仕様や機能を書いていきます。
基本仕様
- 型式…密閉ダイナミック型
- ドライバー…50mm NdFeB磁石
- 再生周波数…20-20000Hz
- インピーダンス…32Ω
- マグネットタイプ…NdFeB磁石
- 最大入力…1600mW
- 感度…118±3db
機能
- 90°の反転モニター構造(ヘッドホンの耳の部分を90°回すことができる)
- ステレオプラグ変換アダプタ不要
- 音楽シェア
という機能が備わっています。
90°の反転モニター構造は片耳だけ聞くことが可能になります。
また、音楽シェアは他のヘッドホンとつなぐことによりほかのヘッドホンに同じ音楽を流すことができます。ちなみに他社さんのヘッドホンでも可能でした。
8.総評
軽くてプラスチック素材が少し安っぽく見えることから不安を覚える方もいるようですが、音と装着感は本物です。(というか僕はそこまで安っぽく見えませんでした)
ちなみに保証が一年間ついているので壊れた場合も安心です。安っぽいと感じた人も一年以内は絶対使えると考えれば気にする必要がないと思います。
また、音に関してまとめると
- 低音域…クリアな低音で広がりも良い。迫力もよい。
- 中音域…よく聞こえる。ボーカルの声もはっきり。
- 高音域…よく聞こえる。他の音域と比べると解像度はもう一歩。
という感じです。
ですが、Amazonのクーポン利用で5000円以内で購入できるとなると話が別です。
この価格帯では完璧と言っても差し支えがないくらいの音質、迫力です。コスパを重視する人には間違いなくおすすめできます。
また、1万円程度ならこのヘッドホンの方が音質が良いかもしれません。機能面でほしいヘッドホンなどがなければ購入しても良いと思います。(機能は追加することができないため)
とにかく安くて音が良いので一万円以内のヘッドホンを探している人にも初心者にもおすすめしたいですね。